「拳銃放浪記・世界編」


発売時に見つけられず買い逃し、その後書店、古本屋でも一度も見たことが無い
本を、少し高かったが思い切って購入。
「月刊Gun」誌に連載されていた「世界拳銃撃ちある記」をあとがきによれば抜粋して
リライト再録。口絵写真もほとんどは挿絵に差し替えられている。
探していた本を手に取る喜びを感じながらも、雑誌連載の記事をまた読みたい、と
強烈に感じてしまった。特にダラスの件のカットは 再読を楽しみにしていただけに・・・・。
それでも、現在とは違った意味で混迷の地を巡りながら拳銃に関わり続ける様は
一種の冒険小説のようでもあり、ざっと目を通しただけだが面白そうだ。
最後の章は三浦和義さんに関するもので、銃のみにこだわった目線でのプロファイリングは
週間文春をはじめとする警察とグルになっての人権無視マスメディアとは
一線を隔する考察、と感じた。
次に里に戻ったら Gun誌のバックナンバーを漁ってみよう。

拳銃放浪記・世界編 (1984年)

拳銃放浪記・世界編 (1984年)