「特捜最前線」

昨日午前中放送分は、女の子道路突き飛ばし事件の被疑者は中学生。３日も取り調べ・・・少年法違反・・・この当時は無かったんだっけ？まあそれはそうと、やけっぱちな自供に特命課は無実の心象、少年の母も必死の目撃者探し・・・・このまま母子の感動モノになるのかと思いきや、同じようなジャージを着た別の少年が捜査線上に浮かぶ。突き飛ばされた女の子に親切にしてやった女、真犯人の少年はその女が昔捨てた子供であり、女の子を母の新しい子供と誤解して・・・の犯行だった。ラスト、パトカー内の少年から母に投げかけられるセリフ、もう何時「わたしだけの十字架」が掛かってもおかしく無い状況。
本日分は、もう凶悪すぎるほど凶悪な犯人、機動隊員時代の叶刑事が逮捕したことがある男なのだが、その際哀れに思って水を差し出し、その後も交流・・・出所後は仕事の世話までした女の義理の娘を惨殺するのだ。でたらめな自白に踊らされ、ケガまでさせられた叶刑事の必死の捜査で犯人逮捕に漕ぎ付けるが、ラスト、被害者の娘が差し出すジュースをぬけぬけと受け取る犯人に藤岡弘が正義の鉄槌を下す。それにしても、殺人の容疑者が２１日間で拘置延長が認められないって・・・・このドラマの世界は今の現実社会よりリベラルなんだな。現実には自白しなければ何ヶ月も延々拘置延長され、そのキツさに警察に迎合した自白をすれば、それを証拠に有罪になる仕掛けだ。

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