「24」第4シーズン

VTRを持ち帰り里で鑑賞。CTUから抜け、現場仕事とは縁を切ったジャック・バウアーが恋人とその父親(国防長官)誘拐事件を契機に現場に復帰、めちゃくちゃになり全員不幸に成る。例によってジャックはやりたい放題、その時は最良と思える行動が後に遺恨を残しのっぴきならなくなる展開はシリーズお約束だ。ストーリィ開始時点でのCTU長官は、TV版「ニキータ」で、スパイ組織の参謀マデリーンを演じた女優。この人昔「ザ・キープ」でヒロインも演じたんだよね。大統領もパーマーじゃないし、CTU局員に新人もいてなじみがない感じだが、お話が進むにつれなじみのキャラが次々出てくるので安心。特に最高に盛り上がるのがトニィ・アィルメイダ登場シーンで最高に燃える。あとクロエにもあっと驚く見せ場が用意されている。悪役は「ハムナプトラ」の人だが、やはり「ハード・ターゲット」の、切れ捲くるランス・ヘンリクセンの傍らで冷静沈着だったガンマンが代表作だろう。こいつが時にジャック以上の行動力で切りきり舞いさせるのだ。あとテロリスト一家・・・・の母子、前半はテログループに、後半はCTUに骨の髄までしゃぶられるのだ。ラスト、物語の新たな再定義・・・・青春映画の終わり方も思わせ、これでオーラスでも良いとも思ったがシーズン5があるんだよな。
銃は、最初はスィグプロに見えたが、後はほとんどUSPコンパクト(多分)を使う。KSCのトーイガンが欲しくなったよ。
追記・・・父と一緒に見ていたんだけど、クロエが登場したとき「こいつ裏切るな」と言ったんだな・・・一応、「24の中でクロエの信頼性は1〜2を争う」とは言っておいたが・・・・お父さん、人を外見で判断するのは良くない。