1998年

の絵(同人誌)を見て驚いた・・・・自分の同人誌なのだが。勿論絵は下手なのだが・・・丁寧なのだよ、作業が。銃器とか背景とか、丁寧に書いてる・・・・たぶん熱意が今よりあったのだな。98年末に8ページ書いてデビューしているはす・・・・そこから堕落が始まったともいえるか?その会社ではそれっきりだった・・・・当時は、プロット〜ネーム〜絵コンテという手順を踏まず、いきなり絵コンテを書いていたので・・・いや、仕事の進め方、ほんとに知らなかったし。直しに直しを重ねて破綻したのだ。もっとも、仕事を始める前から「営業が出来ない」とペンネームに駄目出しされたり・・・それもいい思い出か?
最近ある編集さんに「どんな漫画が書きたいの?」と聞かれ、途方にくれてしまったわけよ。デビュー作が載った雑誌の会社で聞かれて以来、そんな質問されたこと無かった(たしか・・・)。今はそのような質問ははぐらかす知恵がついた。昔・・・・「銃撃戦がある漫画」とバカ正直にこたえた僕は、ペンネームを営業できないとのたまった編集長さんから「そんなの駄目だよぜんぜん売れない」と、これまたありがたいお言葉をいただいたわけだ。まー、「お前は駄目だ」と言われるのにだけは慣れているがね。
今日、そういった「商売」に入る以前の純粋な趣味で書いた絵を見て、ちょっとノスタルジーに浸ったわけよ。それにしても最近、キーの押し間違いが多くいらつく。
年寄りの昔話は、くどくて遺憾。愚痴と違って書いてもすっきりせんし。
追記・・・某エロ漫画編集部でのハナシです。一般誌では銃器暴力漫画で何本かヒット出てますもんね。