「眠狂四郎」

ファミ劇田村正和版、録画を拝見。田村眠は茶髪ズラ。妖艶度は片岡眠を凌ぐ(ニヒル度は片岡眠の勝ちかな?)。
最初に見たエピは女渡世人。お供を引き連れ旅行中の眠(どこへ行っていたか、とかお供の素性共に不明。これの前のエピソード見れば分かるのかもだが・・・)と知り合う。毎晩賭場を訪れる眠も謎だが・・・片岡版でも火野正平と岡場所に行こうとしていたしな(結局いかなかったが)・・・。農民一揆の首謀者の妹が兄奪還を狙い世を忍ぶ姿。だが兄は裏切り者だったのだ。兄を斬るという眠にやめろと頼む妹・・・そして、用心棒の侍と眠りが対決する。このエピソード、眠が斬るべき悪漢のほとんどをこの用心棒の侍が義憤に駆られて斬り捨ててしまっており、眠の大立ち回りは無い。ちなみに円月殺法、片岡版では「ファイナルカウントダウン」のようなエフェクトをかけていたが、田村版ではカットを重ねる感じ(?)で表現。男装渡世人の兄役に地井武男
2発目はお洒落狂女登場!祭りの縁日会場で侍数人をやっつけ、ひらりと屋根に飛び上がったりする。それを見た眠、好奇心から自分の刀・・・無双正宗を狙う泥棒(小松方政)につけさせる。女は忍者一族。敵対する一族の倅と好きあい、生んだ子どもを殺され発狂。すったもんだで眠が狂女を抱くことに。眠のとんちで狂女の床には敵対一族の倅が・・・狂女は正気に戻るが、敵と通じた女を許せない家長が二人を斬り殺す。救いなしだが眠狂四郎らしいエピソード。