「刑事コロンボ」

ハイテク(?)企業の社長が色々と邪魔な義母を謀殺。監視ビデオのトリックをコロンボが暴く。加害者の嫁(被害者の娘)が車椅子の女性で、たよって居た人を一度に無くすラストは悲惨。演じるのはピーター・フォークと親交のあるジョン・キャサベテスの奥様で「グロリア」が代表作のジーナ・ロゥランズ。ジョン・キャサベテスは早くに亡くなったが、倅のニックも役者兼監督に、なったなぁ。
家庭用TVRが普及する前の話しなので、監視ビデオのテープがドデカイ。拳銃嫌いのコロンボが、犯行現場での実験のため、制服警官が持参したオートマティックを発砲する貴重なシーンがある(ただし発砲の瞬間ショットは無し)。「安全装置掛かってる?外してよ」と警官に頼むシーンもあり、ほんと、ピストルには疎いと言う設定が生きている。別の話しで射撃テストから逃げ回るって話しもあったな。あと、コロンボの犬は可愛い。