コラソン・アキノ

死去。少し前からガンを患っていたらしい。
この人の亭主、アキノ氏暗殺から黄色い革命の流れは当時TVニュース桟敷で
熱心に取り上げられた。アキノ氏の暗殺は帰国途上からマスメディアが張り付き
さながら実況中継、銃声のタイミングなどの解説に、ウェスタンアームズ
社長で拳銃の専門家、国本圭一氏も登場したりした。
民衆蜂起に軍も同調、マラカニアン宮殿の贅を凝らした風情が 逆に
マルコス氏の失脚を印象付けた。
以前に何回かTVで放送した映画(TV映画)でコラソンを演じた俳優さんは結構似ていた。
ロングショットなどは実物の映像を使う、セミドキュメンタリータッチだが
作品自体はアメリカのジャーナリストが見たフィリピン革命、という視点。
マルコス氏もイメルダ夫人も似た俳優が好演していた。
作品の視点の関係か、ラモスが格好付けすぎエンリケ国防総相が卑怯者っぽく
描かれていた。ちなみに主演のアメリカ人ジャーナリスト役は
ゲーリー・ビジーが演じた。
http://us.imdb.com/title/tt0094445/