「アイシテル〜海容」

午後の再放送で一話を途中から見て、昨日の本放送二話目もチェック。
日本テレビのドラマで、原作は漫画だ。
少年が殺され、加害者として少年が捕まる。被害、加害両家族が辿る顛末。
見ていて思い出すのは名作海外ドラマ「ホミサイド殺人捜査課」第二シーズン
エピタイトルは「二人の母」・・・だっけかな?
少年が少年を射殺!!しかし捕まったガキは間違って殺した場合罪には問われない
という独自の法律解釈で弁護士到着前に自供開始!向う(米国)の法律では
未成年の取調べには保護者と弁護士の立会いが必須(ドラマだがこの辺は現実に沿った
段取りだろう)ということで右往左往する刑事&検事連が面白い。
被害加害両者の母親がそれと知らず一緒に待合室でおしゃべり、「男たちはどこへ行ったの?」
というセリフは父親不在の家族状況を思わせる。
ドラマの方は、大人と同じ刑務所へ入れられるガキへのペンブルトン刑事の「忠告」が
かなり怖いのだが、この二名の母親の有様が、この日本のドラマでも
同様に描かれていくのでは、と想像。
もちろん日本が舞台なので未成年の取調べも弁護士すら呼ばれない密室、加害者どころか
被害者にまで及ぶマスコミ攻勢(これは外国も同様だろう)。
今後の展開も楽しみだが、原作漫画も読んでみたい。

アイシテル~海容~前編 (KCデラックス BE LOVE)

アイシテル~海容~前編 (KCデラックス BE LOVE)

アイシテル?海容 後編

アイシテル?海容 後編

キャストでは、主演二人の母親役は、ちょっと見たこと無い女優さん。見たことあったとしても
印象に残らなかったのだろう・・・・・てか、あまり日本ドラマ見ないしな。
いつまでも中学生かと思った山本太郎もお父さん、そして被害者父親役で佐野史郎。納得の名優だ。
加害者役の子役の眼力もなかなか。田中美佐子もお母さん役か・・・・。