「SAS 英国特殊部隊」

第2話、スーパードラマTV。
チェチェンかどっかのゲリラグループが炭素菌欲しさに最近研究所を襲う。
一味の男と、研究所職員が知り合い・・・・それで油断してしまいまんまと一味は
研究所内へ。ところがすったもんだで強奪計画は瓦解、ウィルス漏洩で研究所に雪隠詰めになり
SASの出番と成る。
情報を出し惜しみする情報局、新米少尉と現場の意思疎通もいまいち・・・爆破の熱でウィルス根絶とか
脚本がイージーだが ドラマだから!!
SASの行動が相手に筒抜け・・・・・ガラスの曇った車を発見→車の中で血糊が爆発! ライフル片手に
ぶらぶら帰ってくるSAS指揮官、と発砲シーンも、敵の見張り役の役者も節約の省エネ戦法!
突入計画は失敗し禿げの軍曹は人質、しかも撃たれて出血というピンチ。女医に化けたSAS女隊員から
注射器ごとモルヒネを受け取り、仲間の突入時、敵の一人に突き刺す! こいつは逮捕かと思ったら
突入隊員がMP5で滅多撃ちにして殺害。もう一人も3人がかりのMP5十字砲火でぼろ雑巾のようになって死亡!
チェチェン人科学者も炭素菌のコンテナを回収しようと手を伸ばしたところを射殺!
部隊の第一目標は最近の拡散防止であり、突入前にはチェチェン人科学者は敵の一味と疑われていたので
仕方なし、の面もあるが 反省も無く「ご苦労」の一言で片付けられ・・・この辺が
作品の質は段違いだが、「CI5」や「第一容疑者」を生んだイギリスの乾いたストーリーテラーなのだろうか。
チープな主題音楽が、妙に耳に残る。