「コールドケース」

母子家庭母親殺し。残された子は施設〜里親たらいまわしで不良、捜査の過程で被害者の偽名・・・・なぞの逃避行、子供の出生の秘密・・・幼児誘拐!!同情しかねる被害者だったがラストの希望はよい。ゲストで「ヒドゥン」のマイケル・ヌーリー・・・・老けた。
軍隊学校の教官殺しは吐き気がするような教官の所業に生徒が復讐・・・・と思われたが。フィラデルフィア市警察は(ドラマ内では)刑事部屋に入る前にロッカーに銃を納めるシステムだが、それが裏目に出て容疑者が銃を手にしてしまう。HKのUSPだった。ドラマの中では刑事たちの銃はばらばらのようだ(ヒロインはたぶんグロック)。ゲストでは「ミスト」に出た青年軍人が同じような出で立ちで軍隊学校の教官(被害者ではない)を演じていた。
ファーストシーズン最終回は熱愛カップルが襲われ女が憤死、男も重体・・・・当時の不完全な捜査の所為で無実の男が18年もム所にぶち込まれ、近代的DNA捜査で無実となり出所。再捜査の過程で明らかになるのは吐き気を催す犯行動機。捜査に熱中するあまり検事さんとの仲もぶっ壊れてしまう。
セカンドシーズン第一話は、なんとファーストシーズン第一話冒頭の食堂従業員虐殺事件が題材。第一話は主人公がその事件から外され未決事件の捜査に回ったわけだが、捕まえた容疑者にアリバイが証明された所為で裁判は破綻 主人公が再担当する・・・という流れ。黒人街、まじめな若者、その友人。麻薬常用者の兄、ギャングに世話好きの食堂の女将とその亭主、ボクサー崩れに恋人の問題を抱えるウェイトレス。犯行動機と犯人が明らかにされ、被害者夫婦の娘により食堂が再生する。犯人が使う銃が、アップのシーンなのにノンガンだと丸分かりのシーンがあり・・・・そこだけ萎えた。
第一シーズンの冒頭とうまくリンクした、良い第一話だ。次回も楽しみ。