「ランボー」

東京12チャンネル。
http://us.imdb.com/title/tt0083944/
最新作の宣伝もかね、放送前後にスタローンのメッセイジが流れた。テッド・コチェフ監督の、ひねりの無い演出だと思うがその愚直さが良いか?今は戦争アクションと化した2〜3作目と比べ社会派アクションとして評価も高い気がするが公開当時はスライの兵役拒否疑惑と絡めて批判が大きかったはずだ(確か)。
原作はベトナム帰還兵と朝鮮戦争帰還兵の考え方や立場の違い等も表現されていたと思うが映画ではその辺はカット。只保安官役のブライアン・デネヘィーは好演で、よそ者には厳しいが町の人間にとってはいい保安官、と言う感じが出ていたと思う。
http://us.imdb.com/name/nm0001133/
保安官の部下役で「CSIマイアミ」のホレイショーことデヴィット・カルーソと「ヒドゥン」であの印象的なディブリースを演じた俳優、そしてTV版「マイアミバイス」のスワイテクが、ランボーにコテンパンにやられる。
http://us.imdb.com/name/nm0000325/
http://us.imdb.com/name/nm0611889/
http://us.imdb.com/name/nm0847999/
公開時は主人公が使う刃物も話題になった。サバイバルナイフと言う名称が一般的になり、今でもマスコミなどは事件に使用された刃物はたとえそうでなくてもとりあえず「サバイバルナイフ」と呼称する事がある。それ一本であらゆる状況に対応するための刃物なのだが、実際にはそれぞれ用途に応じた刃物を複数運用するのが理にかなってはいる。刃物の握りの中は入れ物になっていてちょっとした小物・・・針、糸や火種にするマッチ・・・・コンパスなどを収納する。握り心地は犠牲になる・・・・・昔はこのようなハンドルを持つ刃物をサバイバルナイフと呼称するのかと思っていたが。
映画用にデザインされたこの刃物は印象的だったがランボーはこだわりもなくシリーズごとに刃物を取り替えるのがいささか興ざめ。最新作ではランボー自信が作った刃物、と言う設定で(まるで「ハンテッド」だ!)写真を見たがファンシーなサバイバルナイフから離れた生々しいデザインだった。 スタローン自信が演出する最新作に期待も高まる。
そういえば、今回の放送、エンディングの処理は許しがたい物があった。


NGOの人、ライアン・チャペルじゃん・・・・不吉!!
http://us.imdb.com/name/nm0776584/
追記・・・前も同じこと書いてる。刃物のこととかキャスト、ラストショットのカットのことまで。バッハの曲か?

一人だけの軍隊 ランボー (ハヤカワ文庫)

一人だけの軍隊 ランボー (ハヤカワ文庫)

オリジナル・サウンドトラック「ランボー」

オリジナル・サウンドトラック「ランボー」