「FBI 失踪者を追え」

ファーストシーズン再放送は、精神病院から女子失踪!!関西弁捜査官がねちっこく捜査。少女の母の死の疑惑も含め父親(建設業なので粗暴な印象)に疑惑が集中するが、意外な結末を迎える。関西弁捜査官、ダニィ・テイラーを演ずるエンリケ・ムルシァーノ・・・・面構えが凄くいい!
http://us.imdb.com/name/nm0006663/
戦闘映画の大傑作「BHD」にも出ていたらしいが・・・どこにいた?
セカンド放送は双子話。双子はミステリアスに扱われることが多いテーマで、たとえば「ホミサイド殺人捜査課」でも異色エピソードとなっていた。「失踪者を追え」でも、双子のいわゆる一体性がテーマになっていて、歯切れの悪い・・・・日本の警察ドラマではありえないラストが待っている。この手の・・・・犯罪が解決しないエピソード、て言うのは、CSI等も含めアメリカドラマでは結構ある(他の海外はシラね)。それは、逮捕されればほぼ間違いなく有罪になる国と、そうでない国の差だろう。関係ないけど「ダーティーハリー」は日本では成立しない。なぜならスコルピオのライフル押収、日本なら違法捜査でも特定されれば証拠採用され犯人を有罪にできるからだ。法律にどう書いてあるかではなく、日本の裁判所はそれを認めるだろうからだ。映画では、誘拐された被害者を心配するあまり令状無しで刑事が捜査をする・・・・そして見つかったライフルは間違いなく犯行に使用されたものであるにもかかわらず証拠とはならないのだ。これは映画の舞台がアメリカの中でも特にリベラルなサンフランシスコだからかもしれない。もちろん娯楽映画で犯人が逃げおおせるなんてあってはならないことで、映画ではスコルピオは己の狂気を抑えることが出来ず、スクールバス乗っ取りをやらかし・・・後はご存知の通りだ。