「ハンニバル」

木曜洋画劇場リドリー・スコット演出のアンソニー・ホプキンス・レクターの第2段。原作を上手く脚色してあり、特にラストは原作より良いと感ずる。ジュリアン・ムーアは好きな女優なので甘くなるけど、役人臭いFBI捜査官を上手く演じた。共演陣では何と言ってもレイ・リオッタがなにからなにまで素晴らしい。Don繁お気に入りのゼリコ・イヴァネクが大富豪の付き人。スコットとは「BHD」でも仕事をしている。ラース・フォン・トリアー映画の常連で、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドックヴィル」とその続編にも出ている。そのイヴァネクと「ホミサイド殺人捜査課」で共演したヘイゼル・グットマンが「ハンニバル」では冒頭射殺される女ギャング役で出演。「ホミサイド」ではイヴァネクがセミレギュラーの地方検事役、ヘイゼルは中盤シーズンのレギュラー悪党、ジョージアレイ・マホニー役だった。
http://us.imdb.com/name/nm0411964/
http://us.imdb.com/name/nm0329091/
冒頭のアクションシークェンス、なかなかの迫力なのだが・・・クラリスの拳銃が原作ではヤキ・スライドホルスターにカスタムされた1911だったのが、スィグピストルになっているのは残念・・・・とはいえ、その方がFBIっぽいとも言える(FBIが1911を採用していない・・・訳では無い様だ・・・詳しくは知らない。銃に関して自由裁量が効くかどうかもちょっと分からない)。
あと吹き替えも、良い感じ。
追記・・・見終わった。ラスト、レイ・リオッタの渾身の名演がばっさり。まあ、放送出来ないのも分かりますがね・・・・。DVD2枚組み、買えばよかったかな・・・・高かったんで手を出さなかったのだが。

ハンニバル スペシャルボックス [DVD]

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