ミッキー・スピレーン

亡くなってしまった。大藪春彦の「荒野からの銃火」を読んでその存在を知り、その時点で文庫になっている数作品を読んだ。やはりインパクト大なのはマイク・ハマーデビューの「裁くのは俺だ」で、インパクトと言っても発表当時アメリカで社会問題にまでなった暴力とエロ描写も僕が読んだ時点の日本ですら「それほどのものでもない」ものだったが・・・。最終章の出だしが素晴らしく、スピレーンもどこかで「最終章から書く」見たいなことを言っていたような?マイク・ハマーシリーズ後期作は買っても読んで居ない物がほとんど。タイガーマンシリーズも未読。少年向け冒険小説もいくつか書いており、アマゾンでも買える様だが・・・これも未読。ハマーは映画化もされ、スピレーン自身もハマーのキャスティングにはひと言あったのか、自分でハマーを演じたこともあった(未見)。「刑事コロンボ」にゲスト出出たこともあった筈で、見た事あるはずなのだが覚えていない・・・被害者役だったはず。
最後の作品はなんだったのだろう?謹んで合掌。