「ランド・オブ・ザ・デッド」

DVD。ジョージ・ロメロ監督のゾンビーシリーズ正当続編。生き残った人間は城壁街を作り階級社会を確立、周りをゾンビに囲まれると言う状況。前作「死霊のえじき」で提示された「知能を持ったゾンビ」が今回も引き継がれ、ゾンビサイドの主人公は知能を持って仲間を指揮する。主人公役の役者はスチルだとぱっとしないが動いていると良い感じだ。アーシアン・アルジェントはコメディエンヌの才能もあるし、アクションもイケル。顔を火傷した人も良いキャラだった。そして我らがジョン・レグイザモ。特典映像まで大活躍で、レグイザモファンはDVD買わなきゃだめだ。映画自体はなんとなく「ここをもうちょっと・・・」と感ずるシーンが多かったが、アクション演出はロメロ監督の年を感じさせない中々のものだ。やはり予算なのかな・・・・?「えじき」の時に十分な予算があったら・・・と思わずに居られない。ちなみに街の支配者役はデニス・ホッパー。無意味なキャスティングにも思えるが、ホッパーの方から売りこんだらしい。シリーズファンにはトム・サビーニの登場が嬉しい。必見。