「大陸横断超特急」

午後ロー。ジーン・ワイルダー、故リチャード・プライア共演のスペクタクルコメディ。結構人死にが出る話しなのにユーモラスなのはチェビー・チェイスがゴールディ・ホーンと共演した「ファール・プレイ」に似ている。ジーン・ワイルダーの吹き替えは芸達者な広川太一郎だが、「ファール・プレイ」でも故ダドリー・ムーアの吹き替えを担当。「ファール・プレイ」も放送してくれんかね？
悪漢は見たことあるな・・・と思ったらパトリック・マッグーハンだった。手下で００７シリーズのジョーズが有名な巨漢リチャード・キール。ＦＢＩ捜査官役でネッド・ビーティー。「脱出」が衝撃的だったが、「新・ヒッチコック劇場」での連続殺人鬼に間違われてリンチに会うサラリーマン役も印象的だった。
アクションシーンでは今ではすっかり懐かしい感じのＡＲ１８（１８０？）突撃銃が登場した。
電車の暴走ものは燃えるね。ロイド・ブリッジスにウィリアム・シャートナーが出た「暴走パニック超特急」なんてのもあった。あと電車じゃないけど「暴走弾丸特急・ジェットバス」もまた吹き替えＴＶ放送で見たい映画だ。
「大陸横断超特急」は内容も面白いし吹き替えも完璧、楽しい映画だが元気そうで若々しいリチャード・プライアを見るとちょっとじんわりときちゃう。亡くなったのが、ちょっと早過ぎた。