「ガルシアの首」

サム・ペキンパー監督作品。DVDをオーディオコメンタリーで鑑賞。コメントは監督、主演が既に亡くなっているので、ペキンパー監督の伝記・評伝などを書き晒した数人の知識人で行われた。出来れば別に生存している出演者、スタッフのコメントも聞きたかったが・・・・。それでも論者の1人は当時の撮影に立会い、チラリと出演もしているので撮影当時のエピソードなども聞ける。「このテンガロンハットはスタントマン」とか「この女性はペキンパーの娘のシャロン・ペキンパー」といった知識の披露のし合いから話しは作品論に。特にウォーレン・オーツとイセラ・ベガがクリス・クリストファーソンに襲われるシーンでは論者の見解が割れて激論に。それでもペキンパー監督を敬愛する方々の感想披露大会は興味深く聞けた。(酒場にチラリと出てくるリチャード・ブライト(代表作は「ゴット・ファーザー」か・・・「ゲッタウェイ」では置き引き屋を演じた)はスルーだったが当たり前すぎるからか・・・。
あとさすが大スターのギグ・ヤングとロバート・ウェッヴァーの存在感はすごい。ギグ・ヤングは確か自殺しちまったんだよな・・・。ロバート・ウェッバーは「キラーエリート」にも出ていたが(「キラーエリート」に出たのはギグ・ヤング)・・・「クワイヤーボーイズ」や「ピンクパンサー4」以降見てないような・・・今何やってんだか・・・・。
追記・・・調べました。ネットはすごいね。ロバート・ウェッバーは1989年に死去。ギグ・ヤングは1979年に新妻を射殺して自殺。遺作はブルース・リーの「死亡遊戯」。