セガール祭り

「奪還」はテレ朝にて放送。「電撃」と同じく黒人を相棒に据え、ブラザー系の映画に仕上がっている。せっかくアルカトラズを舞台にしているのに地の利を生かしていない演出・・・というか、地形がわからな過ぎるのも問題だなぁ・・・と。だがTV桟敷で見るには決して詰らないわけでは無く、特にキャラクター・・・FBIのクールな女捜査官(演じるのは「ヒドゥン」「ザ・チェイス」のクラゥディア・クリスチャン)、悪党ズラの刑務所所長(こいつが良い味)、クールガール見たいな女テロリスト、過去の犯罪を本当に後悔して改心している死刑囚、仕事優先で私生活が破綻している女判事・・・いややはり、演出よりキャラクターが勝るよ。吹き替えも問題なし。
同日深夜ムービー+にて「沈黙の標的」。セガール製作の中国(?)映画。セガールは元大泥棒の考古学者。師の愛娘と自分の愛妻を殺したチャイニーズマフィアに復讐する。意味不明のシーンが多すぎ、シーンの繋がりも悪く,完成度低し。ムービー+なので字幕だったのも減点。吹き替えならもう少し楽しめるか・・・。ただ、アクションを分担する「ブラザー」がいないので久しぶりに「1人絶対無敵状態」のセガールを楽しめる・・と言えば楽しめる。
そうそう、「奪還」では冒頭にちょっと格好良いシングルスタックの45オートがチラッと出てくるのはお楽しみ・・・。もっとも発砲シーンは無いけど。