昨日は

「ワンス&フォーエバー」をフジ系で放送。見なかった。まあ、忘れていたんだけれども、DVDの吹き替えも悪くなかったし、「どうしても見なければ」と言う執着に欠けた。映画はナムの初期戦に投入された部隊と対峙する北ベトナム正規軍、そして故郷の家族の描写で構成。原作に少しは有ったソマリア側の描写をほとんど排除した「ブラックホークダウン」に比べると「戦闘映画」としてのピュアーさは及ばない。ではつまらんかと言うとそんな事は無く、未知の敵とはじめて戦う緊張感はそれなりに出ていたと思うし、近接戦闘の怖さもたんまりと味わえる。M16を断固拒否する鬼軍曹(名前が出てこない・・・調べりゃすぐ分かるのだが。「シェイクダウン」でピーターウェラーと共演していた俳優だ。)が良かった。メルギブは適当に貫禄がつき、適切な仕事。「ラスト・オブ・モヒカン」のマデリーン・ストゥは美しさに少し老いが入り良い感じだ。北ベトナム軍の描写には賛否も有ると思う。僕は無くていいと思ったが・・・。半端な描写ならしない方が良いと言う考えだ。ただ司令官役の俳優は知的な雰囲気があり良いと思った。映画は原作の前半を映画化した。正しい判断だと思う。映画はあくまで娯楽。あのとき、何があったか・・・(アメリカ側から見た)真実を知りたい人は原作を読むべし。
追記・・・サム・エリオット。調べた。科学の結晶で有るインターネットはすばらしく、小汚い部屋でDVDのパッケージ見るために探しまわったりどこに仕舞ったか分からないパンフを探したりする手間が無い。クリック1〜2発で分かる。たまらん。「シェイクダウン」は「エクスタミネーター」のジェームズ・グリッケンハウス監督。TVで見た時は結構楽しんだがラストの○○で萎えた。金が無いなら脚本変えろ。でもその辺も含めた「あ〜あ」感もグリッケンハウス作品の魅力。たしか、エリオットはグリズリー・ウィンマグを使用していたはずだ・・・。