トゥルー・ブルー

火曜深夜、やはり日本TVで放送。トム・ベレンジャー主演のハードボイルド刑事もの。プロットは少々複雑で発見された手首からチャイニーズ・マフィァ、子供売買が絡む。ドラマの中での女の立ち位置が何ともハードボイルドテイストで、その所為かオチは割と予想がつく。(伏線も露骨だったし。)主人公の元相棒のアジア系俳優は確か中国系で良く見る顔だ。ランボークローンの「ランボー者」(「女刑事キャグニー&レイシー」のマーティン・コブ主演)で悪役やっていた。ベレンジャーのガンが目も覚めるようなクロームのピエトロベレッタなんだが撃つシーンのたびに「ノンガン」(電着発火の模型。)になるのがいささか興ざめ。安全性やロケ地の制約などあり仕方ないのだろうが発砲シーン以外ではリアルなものを使わないと。あとチャイニーズマフィアの描写がマイケル・チミノの「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」からまるで進化していないのも何つーか。文句言ったけどベレンジャーのかもし出す雰囲気に引き込まれてついつい見てしまったよ。