「ハンテッド」

トミー・リー・ジョーンズ、ベネシオ・デル・トゥロ主演のマンハント映画。想像していたのとは少し違う内容。トラッキングシーンはぱっと見情報量が少ない感じでそっけなく、もう少し薀蓄炸裂させれば良いのになあとか思ったがドキュメンタリータッチで「説明しない」のが製作者の意図か。トミー・リー先生の殺人合宿シーンが良い。ディトゥロのハッスルは「ランボー」や「ザ・モンスター」のウィングズ・ハウザーを思わせ迫力万点。監督、ウィリアム・フリードキンの持ち味はラストの雰囲気。昔ならデルトゥロサイドを主役にしたのではないかな?エンドクレジット、「ドーン・オブ・ザ・デッド」を思いだし(同じ曲)いささか終末感を共有。DVD特典でメイキング、削除シーン他予告は日本版も入っていて十二分の出来。トラッキングアドバイザーやナイフ格闘アドバイザーの話がもう少し長くても良かった。