始末屋ジャック

フレッド・ポール・ウィルソンが創造したヒーロー。デビューは「マンハッタンの戦慄」か・・・。ラコシとか言う怪物と戦う空想アクション小説だったがジャックのキャラクターは魅力的だった。(この作品がその後のシリーズで「キープ」とリンケージしていく。)「45口径に忠誠を誓っている」と嘯き手動式のセマリング45口径を軽快に使いこなすのだ。もっとも格好良く使う前に取り落としたり奪われたりすることも多いのだが…。実は最近のシリーズは読了していないことが多い。昔と違って本を読むスピードが落ちているから仕事などで中断されると読まなくなっちゃうんだよね。
その始末屋ジャックシリーズの新刊が出たようだ。本屋に行ったら探してみるか…。
ちなみにマイベスト「始末屋ジャック」は「罠」という短編集に収録された「人生の1日」。「タクシードライバー」のトラビスみたいに工夫した袖の装置からセマリング45口径が飛び出してくる。最高すぎ。